【モスクワ共同】ロシア極東・北極圏発展省は14日、実効支配する北方領土のインフラ整備の一環として、択捉島の中心集落、紗那(ロシア名クリーリスク)に面した湾に防波施設の建設を計画していると明らかにした。ロシア通信が報じた。政府文書によると、防波施設は長さ573m。

 2021年~25年にかけて建設し、連邦予算から約61億7千万ルーブル(約90億円)を拠出する計画。クリーリスク港に入る貨物や旅客の輸送能力を格段に高め、流通環境も改善させると強調している。

 防波施設の建設で港湾機能をさらに高める狙いとみられ、ロシアの実効支配がいっそう強まることになる。