厚生労働省は14日までに、新型コロナウイルス感染症が疑われる救急患者の搬送先が決まらない「たらい回し」を防ぐため、都道府県や政令市に対し、地域で優先的に受け入れる医療機関の態勢整備など対応を強化するよう要請した。13日付で通知した。

 共同通信の調査では、新型コロナの感染拡大を巡り、全国の消防本部で4月、発熱などの症状がある救急患者がたらい回しされた事案が前年同期比で5倍以上になっていたことが判明している。たらい回しが相次ぐのは、院内での集団感染への恐れや、感染防護策の整った医療機関が限られていることが背景にある。