日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)が原子力規制委員会の審査に事実上合格する見通しになったことを受け、210の市民団体は12日、規制委の更田豊志委員長に対して、合格証の原案「審査書案」の審議を見送るよう求める要望書を提出した。規制委は13日の定例会合で審査書案について議論する。

 要望書はこれまでの審査に関し「地震想定の議論が不足し、巨大噴火のリスクが無視されている」などと問題視。高レベル廃液貯槽での臨界事故の恐れがある他、再処理工場の稼働で放射性物質トリチウムが大量に海洋放出されると指摘した。