【ソウル共同】韓国南部、釜山で56年前、性的暴行をしようとした男の舌をかんで抵抗したことを重傷害罪に問われ有罪判決を受けた70代の女性が、自身の行為を「正当防衛」と認めなかったのは違法だとして12日までに釜山地裁に再審請求した。事件後、社会の冷たい視線を感じながら生きてきた苦しみからの解放も訴えた。

 女性を支援する弁護士や市民団体によると1964年5月、当時10代だった女性は路上で襲いかかってきた20代の男に抵抗するため、口に入れられた舌を1・5センチかみ切った。

 警察は正当防衛と認めたが、釜山地裁は重傷害罪を適用して有罪判決を言い渡した。