有料放送を無料で見られるよう不正に改造した「B―CAS(ビーキャス)カード」を使ったとして、大阪海上保安監部が3月に不正作出私電磁的記録供用の疑いで山口県在住の貨物船船長の男性(59)を書類送検していたことが11日、保安監部への取材で分かった。3月26日付。「密売人からカードを買った」と容疑を認めている。

 改造カードは、密売業者が各地の港で船員らに1枚1万円程度で販売しているとされる。長期航海でテレビを見る時間が多い船舶関係者の間で横行しており、海上保安庁によると、全国の海保による容疑者の逮捕や書類送検は2015~19年の5年間で117件に上る。