【ロンドン共同】欧州中央銀行(ECB)は30日、ユーロ圏19カ国の金融政策を議論する理事会を遠隔会議方式で開いた。会合後の声明で現在実施中の量的金融緩和政策について、新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ景気を下支えするため「拡大する用意がある」と表明した。

 ECBは銀行の資金繰りに万全を期すため、超低金利で資金を大量に供給することなどを決定。民間銀行から資金を預かる際の金利はマイナス0・5%のまま据え置いた。

 ラガルド総裁は会合後の記者会見で、ユーロ圏の20年の実質域内総生産(GDP)が5~12%減になるとの予測を公表した。