【モスクワ共同】中央アジア・タジキスタンの下院は29日、出生届を今後提出する国民に対し、ロシア風の姓やミドルネームを禁止する市民登録法の改正案を可決した。上院採択と大統領署名を経て成立する見通し。

 タジクで四半世紀に及ぶ独裁統治を続けるラフモン大統領は2007年、ロシア風の姓「ラフモノフ」からペルシャ風の「ラフモン」に変更。国民の大半を占めるペルシャ系住民に対し伝統回帰を呼び掛け、公務員のほぼ全員が07年以降にペルシャ風に改姓した。

 改正法は、ロシア風の姓やミドルネームを既に持っている人への変更は強制せず、ロシア系住民など少数派には適用されないという。