【北京共同】中国税関総署が7日発表した2020年1~2月の中国の貿易統計は、世界全体に対する輸出が前年同期比17・2%減と大きく落ち込んだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中国の生産活動が休業に追い込まれ、自動車部品や資源などの供給が滞った。日本への輸出は24・5%減と影響が深刻。中国とのサプライチェーン(部品の調達・供給網)の寸断は、自動車メーカーなど日本の製造業にも打撃となっている。

 製品別に見ると、自動車部品やスマートフォン、衣料、鋼材などの落ち込みが大きい。ハイテク製品に使われ、中国が「戦略資源」と位置づけるレアアース(希土類)は4割減った。