自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=の陣営による昨夏参院選を巡る公選法違反事件で、報酬が認められていない選挙運動に従事し、約86万円を受領した男性会社員が広島地検の任意聴取に対し、案里氏の夫克行前法相(56)=自民、衆院広島3区=から直接、これ以外に10万円を手渡しで受け取ったと説明していることが4日、関係者への取材で分かった。

 地検は車上運動員に法定上限を超えた金額を支払ったとして、案里氏の公設秘書ら3人を逮捕。ボランティアでやるべき運動に報酬が支払われた場合も買収行為に当たり、地検は男性のケースについて違法性の有無を慎重に調べるもようだ。