大阪府吹田市の自宅で2016年、生後約1カ月半の次男を揺さぶって死亡させたとして、傷害致死罪に問われた楢崎淳二被告(33)を無罪とした大阪高裁判決について、大阪高検は27日、上告を断念したと明らかにした。被告の無罪が確定した。

 18年11月の一審大阪地裁の裁判員裁判判決は、次男の脳損傷について、落下などによる打撲で生じた可能性を否定できないとし、無罪を言い渡した。二審の大阪高裁は今月13日、小児科医と脳神経外科医の証言が一致していることなどから「前後への激しい揺さぶりで生じた」と認定。その上で「被告以外にも暴行の機会があった」と判断し、無罪を維持した。