財務省が27日発表した2月の品目別の貿易統計によると、中国からの輸入額はキャベツが前年同月比61・3%減の4千万円、里芋が56・9%減の2300万円など、生鮮野菜が大幅に落ち込んだ。新型コロナウイルス感染症対策で中国政府が取った厳しい移動制限措置により、日本向けの野菜の収穫や流通が滞ったことが鮮明になった。

 ゴボウが48・2%減の1億4千万円。ニンジンは11・9%減の1億7千万円、タマネギも4・6%減の9億9千万円にとどまった。ただ、農林水産省は「日本国内は暖冬で野菜の出荷量が増えていたこともあり、店頭価格への影響はなかった」と説明した。