【モスクワ共同】ドーピング問題で世界反ドーピング機関(WADA)と係争中のロシアでは、7月開幕予定だった東京五輪が延期されて厳しい状況に対処する時間的な猶予が生まれた。東京への選手派遣の形態さえも未確定の状況が続いており、関係者からは延期に歓迎の声が上がった。

 WADAは昨年12月にロシア選手団を東京五輪・パラリンピックなど主要大会から4年間除外し、潔白を証明した選手のみ個人資格で出場を認める処分を決定。ロシア反ドーピング機関(RUSADA)はこれを不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴し、聴聞会が5月以降に始まる見込みになっている。