外務省は25日、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、全世界に対する「危険情報」をレベル2に引き上げ、不要不急の渡航自粛を求めた。海外での感染が広がり、国際線の運休などで日本への帰国が困難となっているための対応。帰国者の感染判明が相次ぎ、東京都などの感染拡大につながっていることも考慮した。これまで発表してきた「感染症危険情報」とは別のもので、異例の措置となる。

 危険情報は、テロや暴動の発生など現地の治安悪化で注意を呼び掛ける際に発出することが多い。外務省は世界的大流行を受け、現状では感染の恐れが低い地域も含めて警戒強化が必要だと判断した。強制力はない。