路上生活者(ホームレス)の自立を支援する雑誌「ビッグイシュー」の発行元は4月1日発売の380号から100円値上げし、450円にする。販売を請け負うホームレスの収入増加と同時に、販売部数減少による制作会社の厳しい経営状況の打開も目指す。

 ビッグイシュー日本版は、関西や首都圏を中心に、ホームレスが路上に立って販売する。月2回刊行で、1部350円のうち180円が販売者の取り分で、値上げ後は230円になる。これまで総額13億円以上が販売者の収入になった。

 販売者は1号当たり200部ほど売るため、部数を維持できれば今回の値上げで収入が月10万円程度になる。