2015年11月に茨城県取手市立中3年の女子生徒=当時(15)=がいじめを受け自殺した問題で、市教育委員会は2日、複数の教員で児童生徒を見守るため、4月から中学校で「全員担任制」を導入するなどの再発防止策を発表した。「市教委と学校のそれぞれが組織として対応できなかったことが問題の根幹だった」とした。

 市教委によると、中学校は固定担任制を廃止し、小学校はクラス担任を配置した上でチームで指導する。2学期制によって行事などの教員負担を軽減し、子どもと向き合う時間を確保。スクールカウンセラーも参加して児童生徒の悩みやトラブルを教員間で共有するシステムも導入する。