気象庁は19日、東日本沖に設置した海底の地震観測ネットワークを活用し、地震発生に伴う緊急速報が現在より最大で約10秒早くなると発表した。対象は日本海溝の東側で発生した海底地震で、24日正午から運用する。

 気象庁と防災科学技術研究所(茨城県つくば市)が連携して開発を進めてきた。海底は陸上に比べて地震計を固定するのが難しく、揺れを過大に観測することがあるが、海底の震源付近のセンサーを利用することで、より早く観測できるという。

 過大観測を防ぐための技術開発を重ね、昨年6月、東北―関東にかけた太平洋沖の海底にある日本海溝の西側の観測網を地震速報に使い始めた。