大阪府寝屋川市の自宅のプレハブ部屋に長女を約10年間監禁、放置し死亡させたとして保護責任者遺棄致死と監禁の罪に問われた父親柿元泰孝被告(57)と母親由加里被告(55)の弁護側は、いずれも懲役13年とした大阪地裁判決を不服とし、14日までに大阪高裁に控訴した。12日付。

 両被告側は「療養目的だった」として無罪を主張していたが、12日の判決は、長女愛里さん=死亡当時(33)=の行動の自由を奪い、社会から隔絶した環境に置き続けており「療養に尽力したとは到底認められない」と指摘。「非人道的な行為だ」として両被告に求刑通り懲役13年の判決を言い渡した。