安倍晋三首相は12日、官邸で日銀の黒田東彦総裁と会談した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、世界的な株価の大幅下落や円高進行など金融市場の混乱が続いていることへの対応について議論した。

 黒田氏は会談後、記者団に、金融政策について「必要に応じて適切な手段をタイムリーに、ちゅうちょなくやっていく」と述べ、追加緩和も辞さない姿勢を改めて表明。2日に公表した「潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく」との緊急談話に基づいて政策運営に当たる方針も示した。

 日銀は18、19日に金融政策決定会合を開き、今後の金融政策の方針を打ち出す方向だ。