農林水産省は11日、輸入小麦の2020年4月期(4~9月)の政府売り渡し価格を発表した。主要5銘柄の平均で19年10月期(19年10月~20年3月)に比べ3・1%引き上げ、1トン当たり5万1420円にする。

 干ばつが続いたオーストラリアの減産などが響いた。引き上げは3期ぶり。

 5銘柄は、パンや中華麺、菓子に使う米国産3銘柄と、パン用のカナダ産1銘柄、うどん用のオーストラリア産1銘柄。農水省の試算では、4月期の引き上げが全て反映された場合の小売価格は食パン1斤で0・3円、うどん(外食)1杯で0・3円、小麦粉(家庭用薄力粉)1キロで2・6円上昇する。