日本の新幹線方式を採用したインド西部ムンバイ―アーメダバード間(約500キロ)の高速鉄道計画を巡り、当初予定していた事業費に加え、5千億円程度が必要になったとみられることが8日、関係者への取材で分かった。インド側が鉄筋高架橋の建設や、掘削用にシールドマシンの使用を希望したことが理由。日本側が金額を試算した。

 高速鉄道は2023年開業予定だったが、用地取得が遅れ、5年程度遅れる見通しになっている。巨額の事業費膨張の見通しも明らかになり、日印協力の象徴的存在だった計画が難航している実情が浮き彫りになった。建設に参加する日本企業にも影響が出そうだ。