政府は新型コロナウイルスによる肺炎拡大を阻止する緊急対策に、地方を含めてウイルスの検査態勢を強化し、ワクチンや治療薬の開発を推進することを盛り込むことが8日、分かった。2019年度予算の予備費の残りなどを財源として活用する方針で、今週に閣議決定する。訪日観光客減少の影響を受ける観光業の資金繰り対策に加え、政府が感染症対策を素早く指示できるよう、内閣官房の関連部局の統合も検討する。

 政府は緊急対策の項目のうち、準備が整ったものから順次決定していく構えだ。ウイルスを高精度で検出するPCR検査の態勢を全国で拡充。迅速に検査ができるキットの開発を推進する。