福井県の石川与三吉県議(89)=自民=が2013~16年度に44回、現地に足を運ばないカラ出張を繰り返し、政務活動費計約280万円を不正に受給した疑いがあることが7日、分かった。石川氏は共同通信の取材に「現地に行っていない」とする一方、「誰かが誤って(出張に関する)書類を作成、提出したのかもしれない。不正という指摘があるなら返還したい」と述べた。

 政活費の不正受給は一時、各地の議会で問題になり、詐欺事件にも発展した。石川氏も捜査を受ける可能性がある。

 福井県は条例に基づき、過去6年分の政務活動費の支払いに関する書類を公表している。