トヨタ自動車労働組合は7日、2020年春闘で、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分や定期昇給分などを合わせた総額で全組合員1人平均1万100円の賃上げを要求することを正式に決めた。12日に経営側に申し入れる。ベアの具体的な要求額は明示していない。

 前年の回答額1万700円を下回るが、トヨタ労組は総額要求に含める内容が異なるため、単純に比較できないと説明している。

 年間一時金は、満額回答だった前年の6・7カ月分より低い6・5カ月分を求める。定年後の再雇用者の給与改善や、5段階の人事評価に応じて従来よりもベア額にめりはりをつける賃金制度も併せて要求する。