広島市は7日、原爆の日の平和記念式典中のデモによる拡声器の音量規制などの条例化を見送る方針を明らかにした。2月開会の市議会定例会には条例案を提出しない。被爆75年に当たる今年8月6日の式典までの規制導入は困難になった。市は静粛な式典の環境を求め、今後もデモ団体と話し合いを続ける。

 市は、式典会場まで届く拡声器の音量を問題視し、長年にわたり音量の低減や別の場所での活動を求めてきたが受け入れられなかったとして、条例による規制の可否を検討していた。