相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者ら45人を殺傷した罪に問われた元職員植松聖被告(30)は6日午後、横浜地裁(青沼潔裁判長)の裁判員裁判第11回公判で、楽しい別の人生を送っていたら事件を起こさなかったとの考えを明らかにした。被害者の代理人弁護士による被告人質問で答えた。重度障害者だけでなく、重度の認知症患者も殺害対象と考えていると述べた。

 被告は5日、「こんなことしないで、歌手とか野球選手になれるならなっている」と話した。6日は被害者の代理人が「歌手や野球選手だったら事件を起こさなかったのか」と尋ねると「興味を持たなかった」と応じた。