漫画の神様と呼ばれた手塚治虫(1928~89年)が10代で描いた新聞連載の漫画や、入手困難だった「ロマンス島」など、幻の初期作品を集めた書籍が3月に発売される。漫画家としての出発点での創作状況がうかがえる貴重な資料と専門家も評価しており、注目されそうだ。

 書籍は「TEZUKA OSAMU EARLY WORKS」と題され、「手塚治虫新聞漫画集成」(約380ページ)と「ロマンス島」(約110ページ)の2冊で構成。

 編集に協力した手塚プロダクション資料室の田中創さん(59)によると、作品の多くは存在自体は知られていたが、原稿が散逸していた。