鉄鋼や重工、造船などの労働組合でつくる連合傘下の産業別労組「基幹労連」は5日、東京都内で中央委員会を開き、2020年春闘で、ベースアップ(ベア)を含む賃金改善の要求として、20年は月額3千円、21年は「3千円以上を基本」とする方針を決定した。

 基幹労連の加盟労組は春闘交渉を隔年で行っており、今春闘で2年分の賃上げなどを求める。神田健一・中央執行委員長は「国内経済は総じて厳しい状況だが、魅力ある労働条件と企業の競争力強化は矛盾せず、好循環の関係にある。一丸となって全ての働く者、生活者の安定につながる取り組みにしなければならない」と呼び掛けた。