【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は4日の執行理事会で、新型コロナウイルスによる肺炎を巡る特別会合を開いた。テドロスWHO事務局長は中国への渡航歴のある人物の入国拒否などが相次いでいることについて「公衆衛生上の意味はあまりなく、不安や悪いイメージを助長する恐れがある」として、各国に自重を求めた。

 テドロス氏によると、これまでに22カ国が渡航制限措置をWHOに報告。WHOは緊急事態宣言を出したものの、渡航や貿易の制限を依然勧告しておらず「(宣言が出された根拠となっている)国際保健規則にそぐわない制限措置を行わないよう、全ての国に求める」と強調した。