農林水産省は4日、アジアで感染が拡大するアフリカ豚熱(ASF)の国内への侵入を防ぐ水際対策として、ウイルスが混入している可能性のある海外からの違法な肉製品や畜産物の持ち込みに対する罰金を大幅に引き上げる方針を固めた。個人は現行の3倍に当たる「300万円以下」とし、法人は50倍の「5千万円以下」とする。

 空港や港で旅行客などの荷物を検査する家畜防疫官の権限も強化する。現行では持ち主が拒否すれば荷物を調べられないが、必要に応じて質問や検査、廃棄を強制的に行えるようにする。