【北京共同】中国政府と中国人民銀行(中央銀行)は4日までに、新型コロナウイルスによる肺炎拡大の悪影響を受けた企業から強引に融資を引き揚げる「貸しはがし」を禁止すると金融機関に通知した。資金繰りが困難になり倒産が相次ぐことへの危機感を強めたためで、地方政府も企業支援策を打ち出している。

 新型肺炎の感染拡大は春節(旧正月)の大型連休に重なり、各地でホテルや飲食、交通といった産業が打撃を受けた。

 財政省や人民銀は1日、そうした分野の「特に零細企業に対し、むやみに貸しはがしや貸し渋りをしてはならない」と命じ、返済期限の延長などに応じるよう指示した。