東大寺(奈良市)は4日、耐震対策や屋根裏部分などの保存修理に伴う工事のため、戒壇堂の拝観を今年7月から一時停止すると発表した。約3年間の予定。今後、戒壇堂の詳細な調査や修理設計をした上で工事に取りかかる。

 東大寺によると、期間中は、戒壇堂にある国宝の四天王立像は東大寺ミュージアムに安置され、展示室内で拝観できる。また、戒壇堂の拝観を停止する代わりに普段は非公開の戒壇院千手堂を7月4日から特別公開する。いずれも有料。

 東大寺の担当者は「文化財を末永く伝えるために必要な措置。ミュージアムでいつもと違った形での参拝もしてほしい」と話した。