ソフトバンクの機密情報漏えい事件で、情報を受け取った疑いがある在日ロシア通商代表部の代表代理で外交官アントン・カリーニン氏(52)が、ロシア対外情報局(SVR)で科学技術情報を収集する「ラインX」と呼ばれるグループに所属していたとみられることが15日、捜査関係者への取材で分かった。

 接触場所は飲食店だけでなく神社の境内も使い、報酬は情報ごとに数万~数十万円だったことも判明。最先端技術の周辺にいる人物を狙い、自分の名前も明かさないまま情報を抜き取る「典型的なスパイの手口」(捜査幹部)による工作活動とみられ、警視庁公安部は警戒を強める。