広島中央署で2017年に特殊詐欺事件の証拠品として保管されていた現金8572万円が盗まれた事件で、広島県警は14日、窃盗などの疑いで、事件後に死亡した脇本譲警部補=当時(36)=を容疑者死亡のまま書類送検した。

 県警の鈴木信弘本部長は記者会見で「警察署で多額の現金が盗まれたことや、職員の犯行について誠に申し訳なく思う」と謝罪。17年5月の事件発覚から約2年9カ月を経て捜査が終結した。

 書類送検容疑は17年3月26日ごろ、広島中央署1階にある会計課へ侵入し、金庫から現金8572万円を盗んだ疑い。