【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は11日、中央情報局(CIA)とドイツ情報機関が1960年代以降、日本など同盟国を含む120カ国以上や国連に暗号機を販売してきたスイスの会社を秘密裏に所有し、外交公電などの通信内容をひそかに解読していたと報じた。

 ドイツ公共テレビZDFとの共同調査報道。暗号機は一時、各国政府の外交公電や通信の約40%で使用されるほど流通。現在も12カ国以上が使うという。

 米政府は最近、通信網の安全性で中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)などを批判しているが、米国自身が半世紀にわたり情報収集をしてきた実態が暴露された。