最高裁第3小法廷(戸倉三郎裁判長)は、昨年4月7日投開票の大阪市議選で、選挙カーでアナウンスする運動員の手配を依頼し不正に報酬を支払ったとして、公選法違反(買収)の罪に問われた大阪市議不破忠幸被告(54)の上告を棄却する決定をした。7日付。懲役1年、執行猶予5年とした一、二審判決が確定する。不破被告は当選が無効となり、再選挙が実施される。

 一、二審判決によると、不破被告は昨年4月2日、運動員の手配を依頼した仲介者の男性に現金75万6千円を支払い、うち3万6千円を報酬として供与。残りの72万円を手配役の女性の口座に振り込んだ。不破被告は再選した。