【ブリュッセル共同】日産自動車と三菱自動車の弁護士は10日、前日産会長カルロス・ゴーン被告が両社の取締役会を経ず、オランダにある両社の共同出資会社を通じて730万ユーロ(約8億8千万円)の報酬を自らに支払わせたと主張した。ロイター通信が報じた。

 両社の弁護士は、ゴーン被告が共同出資会社から不当に解雇されたとして、両社に最大1500万ユーロの賠償金を求めてアムステルダムの裁判所で起こした訴訟で述べた。

 ゴーン被告側の弁護士は解雇を巡る社内文書の公開を求めた。両社側はこれを拒否した。

 被告側は、契約破棄はオランダの労働法制に違反として昨年7月に提訴していた。