北九州市は10日、引き取り手を募集していたJR筑豊線の若松駅(同市若松区)の駅前広場に展示した1917年製の蒸気機関車(SL)9600形を、めんたいこを使ったせんべい「めんべい」で知られる「山口油屋福太郎」(福岡市)に譲ると発表した。同社の福岡県添田町にある工場内に飾られる予定。

 北九州市は多くの来場者でにぎわう工場ならば、多くの人に見てもらえると判断。添田町はかつて炭鉱で栄えた筑豊地方にあり、9600形は同地方で採掘した石炭を運んで積み出し港がある若松区まで運んでいたつながりもあるため譲渡先に選んだ。