国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は10日、2019年に主に日本で観測されたサイバー攻撃関連の通信が前年比55%増の約3279億件だったと発表した。あらゆる機器がインターネットにつながる「モノのインターネット(IoT)」の進展を背景にIoT機器向けの攻撃が引き続き高水準だった。

 NICTによると、18年の2121億件から大幅に増えた。海外の大学や研究機関などがセキュリティーに問題があるシステムを探すために行っているとみられる調査目的の通信が全体の53%に上った。これを除くと19年は1529億件で、18年(1368億件)より約12%増えた。