積水ハウスが架空の取引で地面師グループに土地購入代金をだまし取られたとされる事件で、東京地裁(守下実裁判長)は10日、詐欺罪などに問われた無職カミンスカス操被告(60)の初公判を3月2日に開くと決めた。3月31日まで計6回の公判を開く予定。被告は捜査当局から主犯格と目されている。

 起訴状によると、他のメンバーと共謀し、2017年3~6月、東京都品川区の土地売買で所有者を装い、積水ハウスから約55億5千万円をだまし取った、としている。

 18年10月、他のメンバーが警視庁に逮捕される前にフィリピンへ出国したが、同年12月に入管当局が身柄を拘束した。