海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が2日、中東に向けて海自横須賀基地(神奈川県)を出港する。日本関係船舶の安全確保のための情報収集が目的で、今月下旬からオマーン湾やアラビア海北部の公海を中心に、航行する船舶の把握や不審船の警戒に当たる。1月に任務を始めたP3C哨戒機とともに、混沌とした情勢が続く中東での自衛隊の活動が本格化する。

 哨戒機部隊の約60人は1月からジブチを拠点に、ソマリア沖アデン湾の海賊対処と情報収集を兼務している。派遣規模は計約260人。ホルムズ海峡は活動範囲に含まない。バーレーンの米中央海軍司令部に1等海佐を置き、米国と情報を共有する。