秋田県男鹿市で31日、大みそかの伝統行事「ナマハゲ」が行われた。鬼のような面をかぶり、わらでできた装束のナマハゲが集落を巡り歩いたが、新型コロナウイルス対策で「泣く子はいねがー」といった決まり文句の雄たけびは控えめ。中止した地区も多かった。

 三浦俊信さん(69)方を訪れた2人のナマハゲは玄関までしか入らず、料理や酒による接待も受けなかった。孫の朝陽ちゃん(3)は、大声を出さない異例のナマハゲとハイタッチ。「怖くなかった」と話していた。

 ナマハゲは怠け心を戒め、無病息災や豊作、豊漁をもたらす神の使いとされる。