東日本大震災や東京電力福島第1原発事故で被災した岩手、宮城、福島各県100人ずつ計300人に共同通信が実施したアンケートで、古里の復興を順調だと考える人が福島では30%にとどまることが31日、分かった。一方、宮城は80%、岩手は66%が順調だと答え、地域差が目立つ。2021年3月で発生10年を迎えるが、原発事故からの復興の実感が乏しい現状が浮き彫りとなった。

 アンケートは20年11月に対面形式で実施。震災時に住んでいた地域の復興について尋ねた。「順調」「どちらかといえば順調」と答えたのは3県全体で59%の176人だった。