【パリ共同】スペインの非政府組織(NGO)は31日までに、2020年にアフリカ大陸から同国へ密航を図り、海難で死亡した移民・難民が少なくとも2170人に上り、19年の約2・4倍に上ったと発表した。このうち約85%は密航が急増した大西洋の同国領カナリア諸島を目指す危険な経路で亡くなった。スペイン通信などが伝えた。

 19年の死者は約900人だった。

 カナリア諸島を目指して亡くなったのは1851人。リビアやモロッコの取り締まりが強化されたため、西サハラやセネガルから同諸島へ渡る密航をあっせんする業者が増えたとみられる。