大阪取引所は30日、今年最後の取引となる大納会を迎えた。2020年の大阪取引所と東京商品取引所のデリバティブ(金融派生商品)の取引高(速報値)は前年比25・8%増の4億5424万単位となり2年ぶりに過去最高となった。新型コロナウイルス感染拡大による景気減速への懸念からリスク回避を目的とした取引が活発だった。

 取引終了後の式典であいさつした山道裕己社長は、デリバティブと商品先物を一元的に取引する総合取引所が今年7月に始動したことに触れ「これまで商品先物を取引していなかった金融系の投資家が新たに参入するなど、変化の兆しが見え始めた」と手応えを語った。