東京都世田谷区で2000年12月、会社員宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件は30日、発生から20年となった。この間、警視庁捜査1課の元警部補松森みつ子さん(66)は遺族担当として、みきおさんの母節子さん(89)に寄り添い続けてきた。「絶対に捕まると信じている」。容疑者逮捕の一報を2人で待ち続けている。

 「節子さん、サケを焼いたから食べてね」。10月下旬、松森さんはさいたま市の節子さん宅を訪れ、みきおさんの妻泰子さん=当時(41)=が好きだったカサブランカの花を仏壇に供えた。