今年最後の取引となる大納会を迎えた30日の東京株式市場の日経平均株価は、年末としてはバブル経済期の1989年以来31年ぶりの高値となった。終値は前年末と比べ3787円55銭(16%)高の2万7444円17銭で、2年連続のプラス。新型コロナウイルス感染拡大を受けた各国の経済対策や、市場に資金を供給する日銀などの金融緩和政策が株価を押し上げた。上昇ペースの速さには期待先行の面があるとみられ警戒感も指摘される。

 2020年の平均株価は、コロナの世界的な感染拡大への懸念が強まって、3月には16年以来の安値となる1万6552円まで下げた。