京都市北区の世界遺産・金閣寺で、金閣(舎利殿)のこけらぶき屋根のふき替え工事が完了し、29日、報道陣に公開された。ふき替え工事は2002年以来で、屋根の色が18年ぶりに明るさを取り戻した。

 計約320平方メートルの屋根は「こけら板」と呼ばれるサワラの木の薄板を何層にも重ねている。今回は約10万枚を取り換えたほか、普段の修理では手が届きづらい部分の金箔の補修もした。

 工事は新型コロナウイルス感染拡大の影響で参拝客が少ない時期を選び、今年9月に開始。工事期間中は足場やシートで覆われ金閣が見えなくなり、代わりに大型写真パネルが境内に設置されていた。