川崎重工業は28日、タイなど海外の複数拠点のネットワークがマルウエア(悪意のあるソフト)に感染し、国内のデータセンターが不正アクセスを受けたと発表した。個人情報や取引先のデータが流出した可能性もあるという。被害は広範囲に及んでおり、現在も状況を調査している。

 不正アクセスは6月11日にタイの拠点で最初に確認した。その後の調査で、インドネシア、フィリピン、米国の拠点からも国内に不正アクセスがあったことが判明した。川崎重工は「範囲が複数の国内・海外拠点であるため公表までに時間を要した」と説明している。