千葉県成田市の成田山新勝寺で28日、1年間に寺に納められたお札(護摩札)を燃やし、御利益に感謝する「納め札お焚き上げ」が行われた。

 年末の恒例儀式で、新勝寺によると、本尊の不動明王の分身とされるお札を「智慧の火炎」と呼ばれる炎に返し、感謝を表す。

 ほら貝や読経が響く中、山伏姿の僧侶が木で組んだ炉に点火。燃えさかる炎にお札を次々に投げ入れた。新勝寺によると、新型コロナウイルス感染拡大を反映してか、参拝客は例年の2割ほどにとどまったという。

 千葉市の主婦外尾知津子さん(50)は「今年はコロナで日常のありがたさが分かった。来年は収束を願うばかり」と話した。