母親が新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)発生病院に勤めていることを理由に、北海道旭川市の旭川医科大病院が子どもの受診を拒否したのは不当だとして、父親が吉田晃敏学長に30万円の損害賠償を求め、旭川簡裁に提訴していたことが28日、分かった。提訴は12月10日付。

 訴状によると、子どもは11月24日、旭川医科大病院で受診の予約をしていたが、母親がクラスターが発生した病院の職員であることを理由に断られた。母親はPCR検査で陰性で、感染者の濃厚接触者でもなかった。

 旭川医科大は取材に「弁護士と協議の上、訴訟で本学の主張を明らかにする」としている。